すでにクレジットカード情報捧げて7か月、皆様の生贄となった会社員、貧乏リーマンでございます。
激安通販サイトとしてネットをざわつかせている「Temu(テム)」を、皆様はご存じだろうか。
今日はそんなTemuにメインのクレジットカード情報を捧げた男の現在をご紹介したい。
そもそも「Temu(テム)」って?
出典:Temu
『Temu(テム)』とは、激安で一躍人気を博している海外の通販サイト。
世界でのアプリダウンロード数は3億を超えるなど、会社でいつも省かれ者の筆者はいつもその雄姿を親指を加えて見守っている。
前述のとおりTemuは、公式アプリ、もしくは公式サイトから買い物を楽しむことができ、雑貨やインテリア、生活家電、キッチン用品、ファッション、アウトドアなど幅広いジャンルの商品を取り扱っている。
Temuはオリジナル商品を持っているわけではない。
Temuに出品しているショップから、公式アプリ、公式サイト経由で購入することができる仕組みとなっており、おおざっぱに言えばAmazonや楽天市場と仕組みは同じようなもの。
TEMUのサービス
Temuがここまでの人気者になったのは紛れもなく、その安さゆえだろう。
物価は上がる、税金も上がる、賃金は据え置き、そんな現代の日本社会において、日用品などを格安で買えるのは非常にありがたいことこの上ない。
その点で、Temuの最も優れた点は価格だといっていいかもしれない。
ではほかにどんな特徴があるのか、簡単にまとめる。
- 一度の注文は2,100円(税込)以上から
- 日本国内への配送料無料
- 海外発送にもかかわらず配送期間が短い(1週間前後)
- 未使用の場合、90日以内なら送料無料で返品可能(条件あり)
※2024年7月現在
激安なので、欲しい商品によっては2,100円を超えることができないこともしばしば。
でも2,100円以上にできれば、送料無料、1週間前後で届くため、非常に気軽、手軽なサービスといえるだろう。
また、購入者保護プログラムにより、配送が遅延した場合にはTemuで使用できる600円分のクレジットが付与。
太っ腹すぎんか?
別に急いでいないときはむしろ遅れてほしいと思ってしまうようなサービスだが、一度も遅れたことがない。サービス力、高。
Temuは危険なの?運営会社は?
Temuの運営会社
出典:拼多多
Temuは、中国のEC大手、拼多多(ピンドゥオドゥオ)が運営している。
拼多多は上海を拠点としているインターネット企業で、設立当初は農産物の小売プラットフォームを提供していたとか。
当時から流通業者を挟まない、団体購入を前提とした単価コストの削減などで、安さを売りにしていたのだとか。
2015年創業の非常に若い企業ながら、爆発的に成長しているといえる。
2018年7月にはアメリカの株式市場の一つ、ナスダック(NASDAQ)に上場しました、すごい。
ナスダックをご存じない方は知らなくて大丈夫です、困りません。
Temuの危険性、安全に利用できる?
App Store上の、Temu公式アプリに寄せられるレビューには、「迷惑メールが増えた」「謎の電話がかかってきた」「詐欺だ」などと不安をあおる内容の投稿が多くみられる。
ただしこれらの投稿に関しては、アプリインストールとの関連性は不明。
不安な方は、Webから公式サイトにアクセスし、Temuを利用することも検討すべし。
ただし、Temu最大の特徴ともいえる、アプリ起動時頻繁に表れる多額の割引クーポンは諦めなければならない。
公式アプリを使用するか公式サイトから購入するかは、ご自身でご判断いただきたい。
無論、筆者は何も調べないままアプリを即インストールした。
そしてインストール直後にクレジットカード情報を入力。
そして7か月の間に5回、同じクレジットカードにて買い物を行ったが…
何も起きていない。
安全性に関しては、筆者にとっては現時点で問題ないというのが答えである。
何より、本当に危険な通販サイトなのであれば、ここまで短期間で世界中でユーザーを集めることは不可能であろう。
アプリ新規ユーザーへの割引や、アプリを立ち上げるたびに出現する値引き広告もあることを考えれば、個人的にはアプリ使用で今のところは得をしている感覚である。
Temuの安全性への取り組み
急速に拡大したTemuに対し、「個人情報保護」や「詐欺」に対する心配の声が尽きないだろう。
筆者はここまでで問題ないと感じているものの、疑念が100%晴れたとは言えない。
Temuもユーザーの心配を理解しているようで、2024年4月、なりすましやオンライン詐欺撲滅に取り組む国際機関である「Anti-Phishing Working Group(APWG)」に参加した。
このAPWGには、世界、日本を代表するIT企業が多数加盟している。
わざわざこういった組織への加盟も、Temuの本気度が表れているといえよう。
Temuを使い始めて7か月のまとめ
ここまで書いてきた通り、アプリをダウンロードしてすぐにクレジットカードを登録。
数回にわたって買い物をして感じたことは、
世界的に人気になったことも納得。
これに尽きる。
物価高にも関わらず、給料は上がらない。
そんな昨今ではこれからもユーザーは増え続けるのであろう。
一方で、信じられない安さであることから危険性を感じる人が一定数いるのは自然なことだろう。
Temuは「アプリをダウンロードせず使用する」「クレジットカードではなくコンビニ決済にする」など、個人情報の入力を最低限に抑えて利用することも可能です。
大富豪のように沢山の物を買いたい、気兼ねなく買い物がしたい。
そうお考えなら、一度Temuのサイトをのぞいてみてはいかがだろうか。
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